熱中症と夏バテ あさの治療院 札幌の鍼灸治療
熱中症と夏バテの症状
熱中症の症状
Ⅰ 立ちくらみ、筋肉痛、大量の発汗
Ⅱ 頭痛、不快、吐き気、 嘔吐、倦怠、虚脱
Ⅲ 意識障害、けいれん、手足の運動障害
● 寒気 発汗がとまる 関節痛(危険な状態)
夏バテの症状
疲労感 イライラ むくみ ダルイ 熱ぽい 食欲不振 コリ
無気力 立ちくらみ 下痢 便秘 不眠 頭痛 めまい 発熱
上記はネットで調べるとすぐ出てくる情報です。
熱中症に関する情報は医学として確立されているようですが●の部分は省かれている事も多い様です。
そのせいか熱中症と寒気はあまり結びついていないようです。
私も熱中症になった患者さんの話を聞くまで知りませんでした。
最近タレントの有吉弘行さんが熱中症で寒気がした話をラジオで話したそうでがⅠ~Ⅲまでのステージの中には入っていませんね。
各ステージで重要度というか緊迫度というか線引きが曖昧というか解りにくい。
Ⅰは辛いけれど我慢できる
Ⅱは日常生活に大きく差し支える
Ⅲは緊急搬送されて生死がかかる
乱暴ですがこの様に考えればⅠとⅡの間に何とかしなければならないわけです。
対処法は冷やせ、涼しくと書いてあります。
私も熱中症になった事が有るので出ている方法はだいたい試しました。
効果はあるのですが即効性と持続性が惜しいという感じです。
そこで自分の身体が楽になるポイントを探した結果が肩甲骨の間を冷やす事でした。
熱中症の患者さんを細かく観て行くとで全体の熱の持ち方と冷え方で解ったのが今まで話してきた事です。
熱中症の危険度判定として肩甲間部が熱を持っているか、熱を不快と感じるか?
対処法として肩甲間部を身体の熱が取れるまで冷やす、せめて足の裏の熱が引くまで冷やす。
気持ち良いうちは冷やす、気持ち良さが無くなったら大丈夫。
シンプルな方法なのでアレと思ったら試して下さい。
Ⅲまでは行かないようにする為にⅡの段階で踏みとどまるためには自分の感覚を信じる事が大切です。
夏バテの情報は結構アバウトな感じがします。
医学的なガイドラインに沿ったものと言うより取りあえず関係の有りそうなもの羅列したような印象です。
そのため意味合い的にはおなじような表現が多いようです。
少し整理してみます。
1疲労の自覚症状 疲労感、イライラ、ダルイ、無気力
2身体症状を伴った自覚症状 むくみ、熱ぽい、発熱、コリ、立ちくらみ、不眠、頭痛、めまい
3消化器系の不調 食欲不振、下痢、便秘
熱中症と違い生き死に関係していないので字ズラは同じでも中身が少し違います。
そのことに関しては夏バテの視点から次回に話そうと思います。
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