疲れの自覚は有る? 札幌鍼灸院 あさの治療院
夏バテや熱中症の話題とは少し離れますが無関係では無い「疲れ」について話します。
疲れの定義をどうするか、これが難しのですが取り敢えず「身体のポテンシャルが落ちている状態」とします。
ここで自覚がある時とない時ががあり、自覚があっても我慢できる、できないがあります。
一般的に女性より男性の方が無自覚の人が多いようです。
私の仮説になりますが男女差について話します。
体調不良、疲れの目安は様々ですが当の本人は無自覚で倒れてから何でだろう?と思ったりするのは男性です。
これは身体の不調サインを見逃しているだけ、我慢すれば動けるとか倒れてないから大丈夫だろうと無理の効く特性がアダになる訳です。
女性の場合は個人差は有るとしても生理がらみの不調で耐え難いと感じある症状が多く出やすい様に思います。
女性は子孫を残すために身体の調子を良い状態に保つ必要が有る、と言う仮説を設定するとどうなるのか。
体調維持の為に身体の変調を体感し易い状態がになっているのか、そんな仮説とは関係なく女性の身体は繊細なバランスで成り立っているので不調を感じやすいのか、実際の所は分かりません。
しかし子供を産む能力のない男性と違い毎月ごとに将来の子供の為に身体を整える女性では負担は大きさが違います。
この負担がないから男性の感覚が鈍いのか無理をしがちです。
良くあるケースなのですが奥さんが具合の悪い旦那さんを気遣って治療院に行きなさいと言います。
旦那さんは奥さんがウルサイので渋々来院します。
診てみると奥さんから聞いていた通りかそれ以上のボロボロの状態なのですが本人は「これ位は普通です」と自覚がありません。
いえ自覚が無いのではなく「この程度は良くあることで少し休めば乗り切れている」という事らしいです。
これは身近で見ている人の他覚所見と本人の自覚所見のズレで、男性の厄介な所は「今までこれで大丈夫だった」と言う自負です。
他人の目からはヤバイと見えても当の本人は今までこれで生きて来たという経験則の自信があるのでドンドン疲れを蓄積していきます。
ここで極論を言わせて貰うなら「だから男は過労死をする」。
話が脈絡なりつつ有りますがこの話題で次回も話します。
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