冬道で解る体調 札幌の鍼灸 あさの治療院
滑る道路の歩きは疲れる
とうとうツルツル路面の冬になりました。
乾いた路面と違い冬は滑らない歩き方いわゆるペンギン歩きの季節です。
道民なら無意識できるのですが道外の人には難しいらしく滑らない靴でも転んでしまう様です。
特に高齢者には厳しい様で筋肉が衰えている事も大きな要因なのでしょう。
皆さんも凍った路面の初歩きの翌日は変な筋肉痛が至る所に出たと思います。
自覚し易いのは、お尻回りとスネの外側が張りで、普段は使わない所なので特に影響が出るのでしょう。
これは患者さんを診てて気付いた共通の傾向で冬道のバランスを取る為にはお尻と足の前側が要と言う事です。
道外から来たばかりの人はこの身体の使い方が出来ていないのかお尻回りが凝っていません。
コツを掴むのは時間はかかるようです。
身体に負担が掛かる部位は個人差が有ります。
私も雪前に捻挫をしてしまい足首を庇いながら歩いていたのですがツルツル路面のダメージはふくらはぎに来ました。
去年までは足の前側(前脛骨筋)の張りだったのですが、今年はふくらはぎ(下腿三頭筋)がエッと思う位の筋肉痛でした。
体調の良し悪しも関係しているのでしょうが冬は自分の体力・体調を再確認させられる季節でも有ります。
昨年より身体がバリバリすると感じているなら睡眠を増やすなり根を詰めずに楽をするなり何かの心がけは必要です。
ダメージを受けるほどでは有りませんが太ももの内側の内転筋も歩行中は固めて歩いているのが実感出来る部分です。
そんなに強い筋肉でも無いのですが程々に使われているせいで雪道位では筋肉痛まで行くことは少ないようです。
逆に普段から殆ど使われていないのが臀部と言って良いでしょう。
ここは日常生活で使われるとすると階段や坂を上る時位なので運動の習慣の無い人は弱りやすい部位です。
弱った身体を何とかするのに運動も階段も嫌と言うならスクワットはどうでしょう。
これも面白みのないトレーニングとも言えますが少しでも行えば全然使っていない部分に刺激が入るので効果はあるはずです。
完璧なトレーニングなど出来る人は少ないので最悪で無ければ良いと思います。
では最悪は何かと言えば何もしない事なのでチョットで良いので身体を動かしましょう。
冬は工夫が必要な季節です、皆さんも御自分できそうなこと探して下さい。
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